どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

子供と空手

<今日の稽古>

1.体操

2.基本稽古
正拳中段突き、揚受、外受、内受、手刀受、足上、前蹴、廻し蹴

3.型
平安初段~五段、抜塞大、燕飛
※終了後、雲手

今日はいつもの「おっさんズ」メンバーに加えて、週末(私の来れない日)に主に稽古に来ているファミリーが、さらに友達(私達よりもかなり若いお母さんと子供二人)を連れて来ていたのでかなり賑やかに!!
お母さんは高校・大学と空手の経験があるようだ...社会人から始めた私達よりも本格的ではないか...基本や平安の型を行ってもピタッと極まる!!

基本の途中、下のお子さんが走り回ってお母さんに窘められている光景が何度かあり(当たり前か)、思い付きで後ろからサッと捕まえて肩車!!「しっかり掴まってろよ!!」...3歳くらいの子供を肩車しながら蹴りの練習。負荷を掛けて基本はキツい...基本稽古が終わるまで肩車したまま続けたらかなりの運動量になった。
その後は少し静かになり、遊びながらも大人や子供達の練習を眺めていたのでそのまま普通に稽古を続けた。

帰りにそのお母さんが神妙な面持ちで「ありがとうございました、大丈夫でしたか?」と聞いてきた。「全然大丈夫ですよ。このぐらいの子供(幼稚園や小学生の低学年)が座って大人しく稽古を見学...なんてまずムリですよ!!全然気にしなくて大丈夫です。」
道衣に着替えて参加していてさえ、小さな子供には空手の稽古は難しく退屈なものだと思う。見学なんて尚更...。
もう10年近くも前になるだろうか。娘を初めて空手の体験入門に連れていった時など、もっとヒドかった。今回のお母さんのように(いや、さらに)叱り飛ばしてしまったこともあったが、歳を取って余裕のようなものが出来てきたのか、あるいは悟ったのか...高学年くらいになれば落ち着いてくるのだから、「フザけて危険だ」「稽古に支障が出る」以外は長い目で見る気持ちが大切だと思う。...って思えるまでに10年以上掛かったワケだが。