どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

絞技・関節技

〈柔道稽古メニュー〉

1.体操

2.受身・補強運動
各種回転運動、各種受身、エビ、逆エビetc.

3.寝技の研究
送襟絞
・腕挫十字固

4.体操


帰省して久し振りの柔道。中体連の大会が終わって、3年生の子達が来ていたこともあり、K指導員の下、中学生へ絞技・関節技の指導!!
高校から絞技・関節技が解禁となるので、詳細は高校で覚えるとして、事前に基本的な事を教えておきたいとの事で、毎年夏の中体連が終わると3年生に教えているそうだ。また、今日の稽古には1・2年生も混じっていたがK氏曰く、

・試合ルールで中学生は禁止とはいえ、いずれ高校・一般でやっていく事を鑑みて「腕を伸ばす」「首をガラ空きにする」という事が無いように意識させる。
・黒帯を目指す(取る)のであれば、教養として知っておいてもらいたい。
・柔道には、絞技、関節技のような怖い技もあるが、掛ける方も掛けられる方もお互いに注意してモラルを持って行えば何も怖くないという事を教えたい。

との事だそうだ。


時間の関係上、今回は絞技の「送襟絞」、関節技の「腕挫十字固」の2種類のみであったが、その分説明が丁寧で、私自身半ば感覚で行っていた技をゆっくり振り返る事が出来、中身の濃い練習となった。

私達の中高現役の時代には、掛けられても我慢する、「参った」などしようものなら監督にメチャクチャ怒られた時代ではあったが、

(掛ける側)
・練習の時はゆっくり極めろ
・相手が参ったしたらすぐに放せ
・相手が「参った」しなくても、極ったと思ったらすぐに放せ

(掛けられる側)
・入ってしまったらすぐに「参った」しろ、我慢するな
・頑張ってケガをする、落ちるなどもっての他

との内容を口酸っぱく言っていたのが印象的であった。

昔より緩くなったとはいえ、柔道界は未だに私達の現役時代のような雰囲気(「参った」しない、耐えるべきとの考え方)が残っているようだ。

厳しさの中にも、安全に稽古を行い、「参った」する事で各々の未熟さを知り、そこから腕を磨いていく事が大切だと感じました。