どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

荒療治

〈柔道稽古メニュー〉

1.体操

2.受身・補強運動
各種回転運動、各種受身、エビ、逆エビetc.

3.立技打込

4.立技乱取
※高段者・高齢者用(腕に力を入れて、技は足技を出す程度)

5.立技打込

6.体操

今日の一般部の稽古メンバーは中学生が2人と指導員Kと私の40代2名と60越えの先生方3名というかなり偏った構成!!
立技の打込までは全員一斉に行い、乱取は中学生は2人で固定して通常の乱取、私達40オーバー組は指導員Kの指示の下、高段者・高齢者用の乱取稽古。
K氏曰く、高段者・高齢者の試合や乱取で寒い季節に急に動いて太い血管が切れてしまうという事象が時々あるそう。そこでK氏がその昔、彼の師匠から聞いた、“高段者大会の前は技を掛ける事よりも、試合のように上半身特に腕の力を入れて動く練習”をやってみようとのこと。通常の乱取と違い動きは少なく小さくなるが、試合さながらの腕に力の入る状態を作り出せるので、高段者・高齢者の試合に近い状況がシミュレーション出来るのだそう。K氏自身も初めての試みであったが、大ベテランの先生方から「かなり筋トレ(特に腕)になりますね」との感想を頂いていた。
乱取の後は私達40オーバー組は打込もしくは投込等の自由練習。中学生は先日行われた昇段審査会で身体の大きな相手に奥襟に苦しめられたとのことで、K氏の指導の下、奥襟対策!!
打込をしながら、どのようなテクニックを教えるのだろうと興味本意で見ていたら...何と、K氏が積極的に奥襟を取りに行き、「反則以外何やってもいいから何とかしろ...」とのトンデモナイ荒療治...ハラハラしながら見ていたが中学生2名も何回か繰り返す内に組み際に一本背負を掛ける、足技を出しながら動いて切る、自分が先に組んで技を掛けにいく...等見事に対応!!...こんな指導方法もあるものなのかとある意味感心...。次の試合までに是非とも克服出来ることを願ってます。