どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

外し技

〈空手稽古メニュー〉

1.基本稽古
正拳中段突き、揚受、外受、内受、下段払、手刀受、足上、前蹴、廻し蹴、蹴上、蹴込、後ろ蹴

2.組手
○五本組手
○外し技
・(甲)乙の同じ側の手首を掴む(右手なら乙の左手首)→(乙)少し腕を捻り、甲の四指と親指の間から手首を抜く
(平安初段の四挙動目の要領)
・(甲)乙の同じ側の手首を掴む(右手なら乙の左手首)→(乙)腕を内側に捻りながら肘を入れるように外す(平安三段の九挙動目の要領)
・(甲)乙の反対側の手首を掴む(右手なら乙の右手首)→(乙)腕を立て、外側から回して手刀で切るように外す
・(甲)乙の手首を両手で掴む→(乙)掴まれている手と反対側の手と掌を合わせるように組み、捻りながら外す(剛柔流の十八の要領)
・(甲)乙の両襟を掴み下方に押し付ける→(乙)しゃがみ込んで、甲の右脚に対し、左手で甲の外側踝を押さえ、右手で甲の右膝の内側から押して倒す(剛柔流砦破の要領)

3.型
平安初段~五段

4.型(指導)
抜塞大

※終了後、型
雲手、壮鎮

今日は約束組手の中で子供のための護身術ということで「外し技」を行った。
オッサンズのAさんとBさんペア、親子連れの父娘ペア、母娘ペアが行うのを館長と一緒に指導。主に母娘ペアを見ていたが、一つ練習する度にこちらを見ながら「ああいう変態に捕まった時にしっかり外して逃げる練習だよ!!」...って、うるせーっ!!母娘では母親の練習にならないので、入ってやって思いっきり掴んでやった...が正しい動きで行えば、大の大人が思いっきり掴んでも女性の力でも解く事が出来、「技」の力を実感!!型の中にも出てくる動きなので、型を行う際にはしっかり意識して行いたいと思う。

平安の型をひと通り行った後は、小学生を相手に抜塞大を指導。帯の色が変わって気合充分!!順番はほとんど覚えてしまったようだ。

終了後は自分の型の練習で雲手。緩急を付けること、素早く行うところの形が崩れないようにさらに練習が必要。親子連れのお母さんに教えてほしいと頼まれたので、壮鎮も練習。「すぐに忘れてしまう」と凹んでいたが、気にするな!...ワタシも“忘れなくなる”までに3年は掛かったと思う。
自分の中でも他の忘れかけている型を時々思い出しで練習していくべし。