どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

型の解釈

〈空手稽古メニュー〉

1.基本稽古
正拳中段突き、揚受、外受、内受、下段払、手刀受、足上、前蹴、廻し蹴、蹴上、蹴込、後ろ蹴、手刀打、背刀打、裏拳打、刻み突き、猿臂

2.移動基本
三本突き、揚受→逆突き、外受→猿臂、前蹴、連蹴、廻し蹴、蹴上→蹴込

3.組手
・基本一本組手
・自由一本組手

4.型
平安初段・二段・四段・五段、抜塞大、二十四歩

5.型(指導)
平安五段

※終了後、サンドバッグ打

今日も基本~型まで行った後、子供の指導。平安五段を教えたが、ほとんど出来ているので細かいところを2、3点修正。
審査でも練習通りに行えれば合格間違いなしだろうが、どうしても気になる点が!!
見映えを気にしてなのか、元の位置にキッチリ戻るためなのか、跳ぶ動作のところで助走を付けてしまっている。
...おいおい、1挙動余分だぞ...少なくとも私はそんな風に教わって等いないから、館長や他の大人が教えたとは考えられないし、何処かで試合で見てきて真似してるのか...。

・棒で脚を払われるのを避ける
・跳ぶ動作+回転(転身)=沈み込みながらの投げ

等の解釈に則れば必ずしも高く、遠くへ跳ぶ必要も無いと思う。

審査の日も迫っているので、これはどこまで修正出来るか分からないが、跳ぶというよりも膝を引き付ける事を重視させるように指導した。

...そういえば、昔指導していた支部の道場でも子供達が助走付けて跳んでたっけ。指導者に聞いたら「今はこれ(助走付けて出来るだけ高く遠くへ跳ぶ)でないと勝てない」って言ってたなぁ。
見映えを追及してなのか、はたまたトレンドなのか、後世に型を正しく伝えていくためにも、審判する側も本来の意味を考慮した採点基準にするべきではと思う。