どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

子供の指導

〈空手稽古メニュー〉

1.基本稽古
正拳中段突き、揚受、外受、内受、下段払、手刀受、足上、前蹴、廻し蹴、蹴上、蹴込、後ろ蹴、手刀打、背刀打、裏拳打、刻み突き、猿臂

2.組手
基本一本組手

3..型(子供の指導)
平安初段

※終了後、型
鉄騎初段

残業後、遅れて参加。一人で基本を行い、組手から合流。子供達の審査が近いので、審査項目となる基本組手を行う。「受け→返し」が正確に出来ているのでこの分なら問題無さそうだ。
型の稽古は人数が多かったので、子供達を審査で演武する型ごとに分けて、有段者の大人が分かれて教える事に。幼稚園くらいの白帯の子だったのでまともに指導になるか正直不安であったが、教えてたら一瞬でそんな心配は飛んでしまった!!...気がついたら5個以上も指摘したところがすぐに直って型が劇的に変わった!!幼稚園くらいの子なら1個変わればいいなぁくらいに思っていたが、素晴らしい集中力だった。
...かなり前に指導していた頃...1個直させるどころか、「フザケて稽古にならない」「言った直後に間違える」「1週間空いたら振り出し」...なんて日常茶飯事だったのがウソのようだ...!!
「武道を習わせて礼儀・集中力を...」「武道をやれば変わる...」等と考えて入門させるケースはよくあるが、やはり最低限の躾は各家庭で行ってほしいと思う。
私自身も似たようなものであったので「何か習わせて何とかしたい」と考えて入門させる親御さんの切実な思いはよく分かる。「厳しくやってほしい」と相談された事もあったり「人生で初めて怒られた(叱られた)のが私...?」と思えるような事も多々あったが、全部を全部道場指導者に押し付けるのでは無く、せめて「フザケて他の子供達の稽古に支障が出る」「ケガをする恐れがある」のだからいけない事はいけないと「叱る」くらいの愛情は注いで頂きたいと思う。

同時に、空手ではないが別競技を習わせている子供の親としてもしっかり肝に命じておきたいと思う。