どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

大外刈

〈柔道稽古メニュー〉

【少年部練習】※途中から参加

1.技練

(退がって場外指導の対策、右対右)
・相手に押される→左足を相手の右足の外側へ踏み込み→左手(釣手)を引き、回り込む
・相手に押される→左足を相手の右足の外側へ踏み込み→左手(釣手)を引き、回り込み→支釣込足

2.体操


【一般部練習】

1.技練
大外刈
・(エアで)大外刈の一人打込
・二人で組んで大外刈の投込

2.体操


帰省して柔道の稽古!!少年部の稽古の途中から参加させて頂いた。

少年部の試合が近いということで指導員Kが審判で小学生に練習試合をやらせていたのだが...試合になると必要以上に力が入ってしまうのか腕を突っ張り合って、腰を引いて大外刈(?)を狙う展開に...。相手に押されて場外へ出てしまい「指導」をもらってしまう場面も。...K氏も審判しながら頭抱えてる。...何か、中高生時代に学校の体育の授業で柔道やった時に見た素人同士の試合を彷彿とさせるような...。
試合の後、K氏から「退がらないで回り込め」「投げられてもいいから姿勢を良くして普段稽古しているように背負投や小内刈、大内刈を狙え」「腰を引くな」等々の注意が飛ぶ。

場外へ出てしまうことの対策で、回り込みの練習!!ここから私も混ぜて頂くことに。左足の踏み込みと同時に釣手を引くと!さほど力を入れなくても回り込んで、逆に相手を場外へ追いやる事が出来る。小学生が腕を突っ張るクセが付いてしまっているのか難儀していたが、K氏が根気よく指導し、終わり頃には体捌きの形になっていた。試合本番で、少しでも技を掛けられるチャンスが作れればと思う。


その後、一般部の稽古に突入したが人数が少なかった事、小学生が引き続き残っていた事から、引き続きK氏の指導の下、「大外刈」の練習。
えっ、小学生は背負投(身体の大きい子は払腰)、大内刈、小内刈を基本とするここの道場、およびK氏の教え方、方針からすると珍しい...。
後で聞いたら苦笑いしながら、「『やるな!!』と言ってもどうせやるのなら、一旦キチンと教えてみていかに難しい技であるかを体験させよう」とのことだそうだ。
確かに、教え方が非常に細かかった!!私も一緒に入って行ったのだが、一人打込でひたすら、上半身を崩しながら、踏み込み→刈脚を振り上げ→思いっきり刈る→フィニッシュの後、身体が崩れないようにケンケンでバランスを取る...等々を繰り返す。途中、軸足の太股、お尻の筋肉がプルプルしてきた。...普段足を「刈る」こと無く刈足を畳に着いて引っ掛けて倒してるだけの小学生には更にキツイに違いない。教えてるK氏も身体を張って一緒に動く。...こりゃ明日筋肉痛だな。
散々繰り返した後、二人で組んで実際に投げてみる。最初はK氏からの注意が飛んでいた小学生も段々様になってきた。
頭と身体で、いかに難しく大変な技であるか、私自信も勉強になった。
私も子供達も、背負投、小内刈、大内刈をキチンと練習した上で、大外刈等の技も覚えて、柔道の幅を広げていければいいなと思う。