どらネコ道場~お気楽格闘道~

「継続は力なり」「細く長く」を胸に空手を続けるオヤジの日常を綴ります。

【テレビ番組感想】逃○中

某テレビ局の「逃○中」という番組を見ていた。
どういうワケか小僧(5歳)がドはまりで、録画しているにも関わらず最後まで見ようとしていたので、テレビを消し、風呂に入れて寝かせた。(5歳児が見ていて怖くないのだろうか...)

続きは気になったが、いつも子供達が見ていれば一緒に見る程度だったので、そのまま洗濯したり皿洗いをしていたが、先程パソコンでネットを開いて少しビックリ!!

この番組はある一定の限られたエリア内でハンターから逃げ切れば時間に応じて賞金がもらえる...というものなのだが、今回は子役の俳優が数人参戦!!いきなり捕まって涙してしまうような場面があり、「残酷だ!!」「子供なんだから少しは見逃せよ!!」...といった声が上がっているようだ。

しかし、どうなのだろう!?
この番組・企画の内容を承知した上で出演OKとしていることであろうし、これまで大人の世界レベルのトップアスリートでさえ捕まってしまうくらいなのだから、難易度の高さは子供でも想像は出来ると思う。
ハンター役の出演者はトップアスリート達を簡単に捕まえてしまうレベル!!「どんな身体能力してるのだろう」「どんな経歴の持ち主なのだろう」「闘ったら強いんだろうなぁ」等いつも想像力をかきたてられながら見ている。
「捕まって泣くくらいなら出演しなければ...」とまでは思わないが、一方的に「かわいそう」「見逃せ」等、テレビ局を叩くのは少し違うのではないかと思う。
また、共演した大人の参加者の口からも同様のコメントが出たようだが、共演者含めスタッフや周りの大人達も「捕まった」時の事を想定出来なかったのだろうか?あるいは、出演者(参加者)をすべて子供にして、ハンターの雰囲気を変え、ルールも緩くした「逃走中~子供版~」と別企画としても良かったのではないだろうか?
...番組タイトルに「~こどもの日4時間SP~」と銘打ってあるのだから、やはり子供向けルールにするべきであったのではないだろうか?

私達大人でも番組を見ていて、ハンターの凄さや、ハンターが迫り来る恐怖感やスリルはひしひしと感じる。
「自分は捕まらないだろう」「子供だから少しは手加減加えてくれるかも」等と甘く考えていた事に対してお灸を据えたと見れないことも無いが、出演し捕まってしまった子供達にトラウマのようなものが残らないのをただただ祈るばかりである。