この季節、世間を見渡せば当然の如く、お題の通り「卒業」を思わせる行事や話題に出くわす！！
自分自身の中で、「卒業」を実感したのはどのくらい前だったか？．．．高校の卒業式以来、就職、引越、転勤．．．様々な事があり、同じ生活・同じ環境に留まる事は無いのだがそれらはどちらかというと「変化」や「始まり」であり、「卒業」とは違う。
私のブログは趣味である「空手」を中心にアップさせて頂いているが、空手ともなれば尚更、「卒業」という言葉は無いに等しい。
よく気になるのが、“初段(黒帯)”を取ってしまうと急に練習に来なくなってしまう方々。
社会人ともなれば仕事、学生であれば学業、あるいは家庭の事情等により、遠のいてしまうのは致し方無いのだが、黒帯取ったタイミングで急に仕事や学業が忙しくなるということは、まったく関係無いハズ．．．。
“初段”は始まりであり、ここから修行がスタートするという意味！！だから“一段”とは言わず“初段”とのことらしい。
どのスポーツにもそれぞれの苦労はあり、ましてや肉体的・精神的なしんどさはトップの部類に入る空手等の武道・格闘技で頑張って稽古して、苦労して段を取って．．．となるとやはりひと仕事終えたような気になってしまい、その後弐段、参段を目指そうというモチベーションは上がりにくいのかも知れない。
基本がひと通り出来たという意味では初心者を「卒業」となる黒帯！！卒業後も続けたくなるように指導、あるいは共に稽古してサポートしていきたいと思う。
さてこの先、自分自身の中で「卒業」を実感するのはいつだろうか？．．．仕事なら退職．．．強いて言うなら、次の昇格試験に合格出来れば管理職となるので、一般社員を卒業といったところか．．．公私共に頑張っていきたいと思います。
